「ビタミンD3でも脳の機能が上がるという話でしたが、ビタミンD3で上がる脳のレベルと、詰碁100問連続正解や英作文100問連続正解で上がる脳のレベルとでは、レベルが全く違うということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。ビタミンD3をいくら飲んでも、至宝三鞭丸で腎兪が緩むようにはなりません。」

「やはり、そういうことなのですか」と町会長。

「しかし、詰碁100問連続正解や英作文100問連続正解に挑戦しようとすると、潜在意識との厳しい戦いになります。」

「脳が経絡的に緩められるようになると、潜在意識は予定通り死ぬのが難しくなるので、さまざまな心理操作をして来るということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それで、健康で長生きしようと真剣に考えると、自分の潜在意識との厳しい戦いが避けられないということになるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「息子さんが詰碁を100問連続正解できるようになるのに3年かかったのは、潜在意識が邪魔をしたためなのではありませんか」と町会長。

「そういうことだと思います。しかし、僕としては、100問連続正解ができないながらも、3年も詰碁をやったというのが奇跡的なことだと思っています。」

「なるほど。『囲碁の才能がある日本棋院の院生でも初中級の詰碁しかやらない人がいる』ということでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。最近、僕と息子は詰碁の他に、AIとAIが打った棋譜を並べて覚えようとしていまです。」

「詰碁を100問連続で解く以外に棋譜を覚えようとしているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。息子は仕事があるので、今までに解いた初中級の詰碁1000問ほどを、毎日、100問繰り返して解き、そのあと棋譜を並べて覚えるということをしています。」

「それでは、息子さんは、詰碁を復習するだけにして、棋譜を暗記しようとしているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「息子さんは、確か、『詰碁850』というソフトを使っていたのではありませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。それで、『初中級の詰碁1000問』というのは、どういうことなのだと思うかも知れませんが、詰碁850は問題を90度ずつ回転できるので、初中級の240問が960問あるのと同じになります。」

「それでは、全く違った960問を解くのと同じ効果が脳にあるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。実は、AIも、人間の脳と同じように、座標を90度回転した棋譜は別の棋譜として認識します。」

「なるほど。ところで、渡辺さんは、囲碁の物語が分からないので、棋譜は覚えられないということではなかったのですか」と町会長。

「確かに、そうだったのですが、最近になってできそうな気がしたので、やってみることにしたのです。」

「なぜ、そんなことをする気になったのですか」と町会長。

2021/8/9

<それじゃあどうする20>
前回の院長の治療では、右下の奥歯の隣りにある折れた歯とその隣りにある差し歯を元の位置に固定する治療をしてもらった。

奥歯の隣りにある歯が折れるなどということは滅多にあることではないと思う。筆者に歯の問題が頻繁に起こるのは、肝機能が上がり続けているため、顔の形もかわり、歯茎も緩んで変化しているためだ。その結果、かみ合わせも徐々に変化してしまうので、奥歯の隣りにある歯が折れるなどということが起きたようだ。もしかしたら、ビタミンK2の問題にもっと早く気がついていれば、歯は折れなかったかも知れない。

院長が元の位置に戻した差し歯は取れていなかったので、差し歯と奥歯の間に、柔らかくなっている熱可塑性樹脂で歯を1本作ればいいことになる。

柔らかくなっている熱可塑性樹脂を歯2本分ほど引きちぎり、差し歯と奥歯の間に押し当ててみた。鏡も見ないで、手探りで差し歯と奥歯の間の空間を熱可塑性樹脂で埋めてみた。

話をする時にちらっと見える歯なので、外側は大きくなりすぎないように、手探りで調整した。不要と思われる部分は引きちぎって取り除いた。

結果としては、奥歯より大きい歯を作ることになった。最後に歯が少し盛り上がるようにして、上の歯で軽く噛んだ。かみ合わせはこれで完璧だと思った。<続く>

2024/7/23